突然ですが実は今日、手術するはずの日でした。
といっても我が家にいる愛犬(ヨーキー)の話です。
結構な高齢でして推定年齢8~9歳でしょうか、1年ほど前から乳腺のところにしこりが出来はじめ
まだ当時はそれほど大きくはなかったのですが最近になってかなり大きく(2cmぐらい)になり、
こりゃ大変とばかりに獣医さんに診てもらいにいったところ、多分乳腺の腫瘍です、所謂乳ガン
でしょうとの事。
悪性か良性かは50%ぐらいの確率らしいのですが外科的治療(切除)か放置するかの選択ですと
言われたのです。
良性なら放っておいても大丈夫ですが悪性だと人間と同じく転移したりして大変だそうです。
手術すべきかどうか獣医さんに尋ねると飼い主さんによっては痛い思いをさせたくないのでこのまま
放置して天寿を全うさせたいと言う方もいるそうですとの事。
じゃあ獣医さん自身ならどうします?と再度尋ねると手術に踏み切りますときっぱりと仰ったので
家内と相談した結果手術してもらうことにしたわけです。
手術自体はそれほど大変ではないらしい(犬の乳は左右5個、計10個あるので片側づつ皮ごと切除して
縫い合わせる)のですが麻酔に結構神経を使うそうで犬によっては拒否反応を起こしてそのまま覚醒
しなかったりショック死したりとその事だけが心配なんだそうです。
ですから術前の血液検査を入念にして手術をするかどうかを決めるという結構慎重な感じで行われます。
で、結果から言いますと今日その術前の血液検査で肝臓の異常を表す数値が高いとのことで手術が
取りやめになり、肝臓の薬をもらって2週間後にまた再検査することになったと・・昼休みに連絡が
家内から入りました。
正直な感想といえば、結構気合いが入っていただけに虚脱感とほっとした感が半分づつでしょうか。
ただ延期になった事でまた手術しようかしないかまた悩みそなう感じです。
このまま放置した方が長生きする可能性もあるわけですから・・・・・
とりあえず様子を見ようと思っています。
ちなみに手術費用ですが保険なんかがありませんので全部実費でして大体格安ノートパソコンが
1台買えるくらいの費用です。もちろん片側のみです。(手術は2回に分けて行われます)
高いか安いかはその人それぞれの価値観にお任せしたいと思います。
それではまた。
結果から申し上げますと、良性のシコリがあったのですが、非常に辛そうだったので迷った末に手術しました。結果は成功でした!
しかも、良性のシコリの上にガンがあったとのことで一緒にとってもらいました。
(それはレントゲンにも写っておらず、開いてみて初めてわかった事でした。)
うちの場合は、手術をしてほんとよかったです。
同じように一番大変な事は、麻酔の拒否反応や麻酔から醒めない事でした。
が、獣医さんの考え方によってはそれを一番に仰ったりしますし、人間同様セカンドオピニオンが大切かと。(うちは二人の獣医さんに診ていただきました。)
やっぱり色々な考えを聞いてからの判断が一番よいかと思います!