どうも「鎮魂と怒り」のGMです。
東北大震災から早いものでもうすぐ1年が立ちます。
東北から500㎞以上も離れた当事務所のビルも揺れました。
窓から外を見ると向のビルから人がゾロゾロと降りてきているのが見えたので
その瞬間ゾッとしたのを今でも憶えています。
その後はネットニュースで東北の惨状を観て再びゾッとし、家に帰ってから
テレビニュースを観て三度ゾッとしました。
阪神大震災を経験している身からすればある程度は想像出来る気がしてましたが
その想像を遙かに凌ぐ映像を観た時の絶望感・恐怖は経験した事のないものでした。
あれから1年弱ですが復興状況を時々見聞きすると瓦礫の撤去が全く進んでない状態
だそうです。
理由は簡単です。各自治体の受け入れ状況が悪いからです。(確か3都道府県のみだった)
じゃあ何故受け入れが進まないのか?これも簡単です。
各自治体の一部の市民グループが瓦礫の高い放射線量を理由に受け入れを強く反対して
いるからです。
ここからは個人的な意見とことわった上で、
じゃあ本当に高いのか?いいえそんなに高くありません。
勿論自然にある放射線量よりも高いでしょうが健康被害を起こす量ではない事は
線量計で測って分かっています。
放射能が危険なのは分かりますし子供の将来を考えると慎重になるのは理解もします
があまりにも反応し過ぎでしょう。きつい言い方ですがこれはエゴです。
現政権の言う事が信用出来ないと言うのを差し引いても直ちに自治体は受け入れを
表明すべきでしょう。自ら線量計で計ればいいのですから。
ちなみに阪神大震災の時の瓦礫は震災後わずか6ヶ月で片付いたと聞きます。
これが何を意味するのか?
本気で瓦礫を撤去しようとすれば簡単に片付くのです。民間の産廃業者もテレビで
インタビューに答えてました。ノウハウがあるから簡単だと。
反原発とか己の信条を突き通すのは自由ですし反対はしませんがそれと瓦礫撤去を
一緒くたに考えるのはどう考えても変です。気持ち悪いです。
最近は市民運動と聞くと少し白けた感じがするようになってしまいました。
本来はそれはそれで大切な運動なんでしょうけどね・・・
少しムキになって語ってしまいました(笑
それではまた。