今年の6月頃に映画化されていた「春を背負って」。
観に行けなかったので小説で読みました。
山小屋の主人達とそこへ来る人々の人間ドラマです。様々な事件が起こりますが、最初から最後まで温かい優しさがあり、清々しい気分で一息に読んでしまいました。
あまりに気に入ったので、同じ作家(笹本稜平)の別の山岳作品も。「還えるべき場所」
こちらは山や自然が圧倒的なスケールで「春を~」よりハードで人間力などがより強く描かれており、より読みごたえがありました。
あまり作家さんにこだわって本を選ぶ方ではないですが、笹本稜平作品もう少し読んでみたいと思います。