社長、社員、バイトさん、派遣さんが入り交じっての交換日記?or 愚痴日記?
彼もすでに47歳、並みの体力、並みの意志の持ち主だったら、山崎で勝った刹那に精根を傾けつくして倒れていったに違いない。
が、彼は全く疲労を知らなかった。寸刻のゆるみなく、打つべき石を着々と打ちながら、
・・・中略・・
そして、その身は絶えず、清洲への道をすすんでいたのである。
この超人的な精力は、いっさいの辛労を、辛労として意識しないところにあった。
おそらく彼の辞書に「労働」などという語はなかったに違いない。
その一歩一歩が楽しく、寸刻寸秒が、前進であると同時に、つねにそれは至妙な慰安であったのだ。
「楽働」は、決してその人を疲労に導かず、逆にいよいよ体力も精神力も鍛え太らせてゆく。
その意味では彼の働きはそのまま芸術家の三昧境における努力に通じ、トレーニングを終わったスポーツマンの歓喜に似ている。
秀吉は47年の生涯(清洲会議の時の年齢)で、身をもってその「楽働-」の効を会得し、これを処世の哲学としていたのだ・・・
なかなかこんな風にはなれませんが、志や目標を大きく持つことが出来れば少しは近づけるでしょうか。
同じ本を、幾度か読み返していると、感じる部分が、その時々で変わる事を発見できますよね。
言葉や文章を覚えているわけではありませんが、考え方や行動、環境の変化がそう感じさせているのでしょう。
常に違う感覚でとらえていけるよう前進あるのみ!
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