順番がおかしい?
別荘に来ておりまして、その関係での登場です。
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今回は、国道24号線からはずれて、
「墨染(すみぞめ)通」なる道を東へ進みましょう。
900mほど進み、少し南に入ったところに、「欣浄寺(ごんじょうじ)」というお寺があります。
ここには 「百夜通い(ももよかよい)」なる”熱愛物語伝説”があります。
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時は平安時代。
“深草少将(ふかくさのしょうしょう)”という貴族が、この「欣浄寺(ごんじょうじ)」に住んでおりました。
*昔、このあたりは、「深草郷(ふかくさごう)」と呼ばれ、現在も町名の前に「深草」という字名がついています。
一方、ここから東方約5km離れた、山科の「小野郷(おのごう)」の「随心院(ずいしんいん)」には、絶世の美女と称され、世の男性から注目を浴びていた“小野小町(おののこまち)”が住んでおりました。
その彼女を慕う男性の一人が“深草少将(ふかくさのしょうしょう)”でした。
“小野小町”は“深草少将”に告げました。
「百晩欠かさずに通ってくれましたなら、あなた様を受け入れます。」
当然ながら、“深草少将”は毎夜、小町の館に通いました。
そして通った証拠として、「欣浄寺」の榧(かや)の実を差し出し続けました。
少将は雨の夜も雪の夜も通い続けたそうです。
しかし、九十九日目の夜のこと。
“深草少将”は、大雪と発病により途中で行き倒れ、100個目の榧(かや)の実を握りしめたまま、最後の一夜を前に世を去ってしまったのです。(悲
行き倒れた道は、本編その1に登場した「大岩(おおいわ)街道」だと言われています。
*たいしたお話ではないかもしれませんね<ネガティブな話やないか!
と、突っ込まれそうです。
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さて、「墨染(すみぞめ)通」に戻ります。
この道をさらに100m程東進すると、「京都疎水」を越え、「京阪電鉄」を渡ることになります。
さらに100m程進んだ左側に、「藤ノ森(ふじのもり)小学校」があります。
*何故か「ノ」が付きます。
「藤ノ森(ふじのもり)小学校」の北側には、西暦203年の“起こり”の「藤森(ふじのもり)神社」があり、5月のお祭りでは、“掛馬神事”が催されます。
戦いの神様や、学問の神様など、多くの祠が祀られています。
最近では、“紫陽花”園や、名水“不二の水”が有名になっているようです。(勿論、ローカルにですが)
本日は、このあたりで許してください。<口調が変わっとるぞ
・・・・・・・・えらいこと始めてしもた・・(悔
See you again