社長、社員、バイトさん、派遣さんが入り交じっての交換日記?or 愚痴日記?
先日、久しぶりに「京都国立博物館」へ行きました。
目的は、河鍋暁斎没後120年展。
このチラシ↓を見て楽しそうだったという単純な理由です。
ここからは、受け売りです
河鍋暁斎は、幕末から明治中期にかけて活躍した異色の絵師です。
7歳にして、歌川国芳という著名な浮世絵の大家に弟子入りした後、
10歳にして、狩野派に入門。
師の狩野洞白より洞郁陳之(とういくのりゆき)の号を与えられました。
27歳で独立し、当初は<河鍋狂斎>という名で活躍。
39歳の時には、作品の風刺画によりに投獄されたこともあるほどの反骨精神の持ち主でもあったようです。
又、第2回内国勧業博覧会に出品した『枯木寒鴉図』で「妙技二等」を受賞されたり、
建築家ジョサイア・コンドルという外国人が弟子入りしたりとか、
とにもかくにも、<すごい人>といったところでしょうか。
とにかく、
上手い!
面白い!
楽しい!
と、感じさせてくれる作品ばかりでした。
狩野派の筆力・写生力
浮世絵の表現力
今風に言えば、そのコラボレーションの巧なこと。
当時としては、古きものと新しきものの融合だったのか。
素人の私がこんな偉そうなことを云うのにははばかりがありますが・・
新聞の風刺画
宮崎駿のアニメ
みんな、影響を受けているのかな?
結構真剣に鑑賞していたみたいで、気が付いたら2時間以上経っていました。
心地よい疲れを感じながら時を過ごせました。
(ちなみに、庭内のカフェテリアの青空の下、ランチとコーヒーを賞味いたしました。気持ちよかったです。)
残念ながら、今回は5月11日までの開催なので間に合いませんが、
次の機会には、皆さんもお一ついかがですか?
*京都国際漫画ミュージアムでも同時期に彼の漫画展覧会をしていました。(こちらには足は伸ばせませんでした。残念)
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