社長、社員、バイトさん、派遣さんが入り交じっての交換日記?or 愚痴日記?
本日より、「健康保険証の新規発行」は廃止となりました。

そこで、備えよ常に。
政府の言うところの「医療DX」に関連する項目の2つを少し調べてみました。



<電子カルテ>
電子カルテとは、患者の診療情報を電子データとして記録・管理するシステムです。
政府は、2030年度:概ねすべての医療機関で「標準型電子カルテ」の導入を目指す。
【導入率】*令和2年現在:平成20年から3年毎の調査のようですが未だ令和5年の状況は判りません。
一般病院 57.2%
 (内訳)
  400床以上の大規模病院:91.2%
  200~399床の病院:74.8%
  200床未満の病院:48.8%
一般診療所 49.9%

大きい病院程内部関係科の連携に効果を発揮するので導入率が高いようです。
但し、異なる方法でデータ管理をしている異なる医療機関では、カルテを郵送してもらう必要があり手続きに時間がかかる現状です。
政府は、電子カルテの普及を促進するため、政府は「2024年度中」に「標準型電子カルテ」の開発に着手するとしています。
導入コストは、システム規模で異なるようですが
診療報酬明細書(レセプト)一体型 450万円程度 耐用年数5年
その他、月毎の保守料数万円が必要

<電子処方箋>
電子処方箋とは、紙の処方箋を電子化して、医師や歯科医師が処方情報を「電子処方箋管理サービス」に登録し、薬局で調剤するシステムです。

【導入率】*令和6年9月1日現在
病院    1.9%
医科診療所 4.5%
歯科診療所 0.3%
薬局    55.6%

薬局が突出していますね。
その他は相当低いとはいえ、電子カルテとは逆の数字になっていますね。
例えば全国の大学病院のうち導入は1病院にとどまっているそうです。
政府は、2025年3月までに全国的に電子処方箋の導入を義務化することを方針としているようですが、、、
・そのシステムの悪用を防ぐために資格を電子証明する「専用カード」を取得する必要がある。
 取得費用は、医師は1人につき5500円、薬剤師は同19800〜26400円
・データを登録・閲覧するオンライン資格確認システムが必要で、規模によっては1000万円以上かかるようです。
 さる町のお医者さんが今年の4月に導入されたそうですが、その費用は次の通り。
 既存システムの改修費 312万円
 メンテナンス費用   110万円
セキュリティー対策も喫緊の課題とされています。

<<以上の注意点>>
1、カルテデータの仕様標準化ができてませんので、情報共有には時間がかかることもあります。
2、電子処方箋が扱えなければ、薬剤情報の即時登録はできませんから、現状ではほとんど2週間~6週間程度前の情報になります。
  お薬手帳を忘れず持参してください。
3、マイナ保険証を使っている方も、今持っている保険証は廃棄しないでください。システムの不具合時に必要です。

以上

see you again
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無題
電子化が進まない原因に費用の面も確かにあると思いますが
医療機関、町の高齢の医療従事者の方々が電子化に
対応出来ないと言う事もあるようですね。
今は過渡期のような気がします。
5年後、10年後には普通に機能している事を望みます。
GM 2024/12/03(Tue)09:12:45 編集
無題
1年間は従来の保険証を使うつもりです。
ターミヤ 2024/12/05(Thu)12:18:00 編集
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