日本では法律で車は左側通行と決まっています。
従って国産車のハンドルは当然右側についています。
私は約6年前からあまのじゃくの性格でしょうかいやいや、ちゃんとしたこだわりをもって
左ハンドル車に乗っています。
いわゆる外車ってヤツです(ちょっと自慢・・・といっても値段は大したことない)
一般的に左ハンドル車は日本のような左側通行では危険とされています。
イギリスも左側通行ですので原則全て右ハンドルです。左ハンドルもOKのようですが
税金が高いらしいです。
危険とされる理由
・右折時に対向車線の車が見えない。(見にくい)
・追い越し時にこれも同じく対向車線の車が見えない。(見にくい)
不便とされる理由
・駐車場等での駐車券が取りにくい
・高速道路等での料金所
こんな感じでしょうか。
国産車に乗っていた頃は私も上記と同じように思ってました。実際に右折時なんか
は見えにくいですし、乗り方によっては大変危険です。
でも少し視点を変えてみたら・・・
・右折時に対向車線の車が見えない。(見にくい)
→最近は右折信号がある交差点が多いので信号が変わるまで待つ。
同乗者がいたらナビゲートしてもらう。
・追い越し時にこれも同じく対向車線の車が見えない。(見にくい)
→追い越しをしない。
・駐車場等での駐車券が取りにくい
→係員がいた場合はその人に取ってもらいます。もちろんありがとうの挨拶は
忘れずに。
自動発券のところはあきらめて車からいったん降りる。
・高速道路等での料金所
→ETCをつける
どうでしょうか別に危険でもなければ不便さも感じません。
要するに「焦らない」・「あわてない」・「急がない」運転を心がける事です。
心に余裕を持てばいいという事でしょうか。
あとこれは少し専門的ですが左ハンドル車でも足下のアクセル・ブレーキの位置は
右ハンドル車と変わらず右からそれぞれ配置されています。
従ってその車の構造上、使わない左足(AT車の場合)が左ハンドル車のほうに少し
余裕が出来ます。
説明しにくいですが乗ってみるとよくわかります。
また左ハンドルの方が都合のいいこともあります。
左一杯に寄せることが出来るので狭い道での対向車との取り合いが楽です。
また左がよく見えるので自転車やバイクを見つけやすい。これは結構役に立ちます。
対面交通という言葉があります。
人と車が対面して通行する事をいいますが人に優しいのは左ハンドル車じゃないかなって
思うのです。
車が左側で人が右側が基本ですが車から見ると人は左側から向かってきます。
左ハンドル車の視線のほうがより人に近いので安全に対面通行が出来ます。
逆に車同士は見にくくなりますが人優先という観点から言えばこれでいいのではと
思います。
要は車の安全か人の安全かで考えた場合左側通行左ハンドル或いは右側通行右ハンドルの
ほうが人にとっては安全なのでは?っていう結構マジメなこだわりを持って左ハンドル車に
乗っていると言う訳です。
と偉そうにいっても最初は単純に興味本位で左ハンドル車に乗り換えたんですよね(笑
結構ステータスでもありましたしね。
が乗っていくうちに段々とそう思うようになり6年たった今ではそれがある意味確信に近づいて
来ているのです。
車に少々当たっても大丈夫だけど人に当たると・・・・怖いです。
左ハンドル車だと半ば強制的に余裕?を持った運転になるのです。
如何です?すこしは左ハンドルのよさが分かって頂けましたか?
次の車を考えるとき、選択肢の一つにでもなっていれば幸いです(笑