社長、社員、バイトさん、派遣さんが入り交じっての交換日記?or 愚痴日記?
『半沢直樹』のドラマ以来、大人気の池井戸潤氏。
書店でも、特別に平積みでスペースが設けられています。
その流れに誘導されるように『下町ロケット』という文庫本を買ってみました。
面白かったですっ
東大阪の中小企業が飛ばしたロケット話
東京の下町の中小企業のボブスレーのソリ話
↑ 同様に下町のある町工場の奮闘を描いた話です。
元宇宙開発機構のエンジニアが設計に失敗し責任を取る形で辞職し
実家の町工場を継ぐことになります。
しかし、宇宙への夢を捨てきれず、工場で研究・開発し
ロケット用エンジンバルブの開発に成功し特許を取得します。
この特許を巡り、大企業からの圧力や工場の社員たちの思いなどが渦巻いて・・・
「会社とは」「仕事(働く)とは」そんなことを考えさせられる内容でした。
途中、ぐっとくる場面も何度か。
この時期、花粉症ということでぐっと来ても電車内でもやり過ごせる
のが何よりでした。
通勤時間での一気読みで、2日ほどで読み切ってしまう程引き込まれました。
池井戸潤氏の本は、図書館でも(近所の)ほとんどが予約待ちです。
読んでみたい方、お貸しします。
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